現地時間の2月7日、アジアカップ・準決勝の1試合が行われた。その先制ゴールが大きな話題となっている。
このカードでぶつかったのは、イランとカタール。サッカー日本代表を下した国と開催国の対戦となった。そしてこの試合はわずか4分で先制ゴールが生まれる。決めたのはイラン代表FWアズムンだ。
29歳のアズムンは現在、セリエAのASローマに所属している。今季はここまで13試合に出場して1得点と振るわないが、その能力に疑いの余地はない。ゼニト(ロシアリーグ)ではリーグ得点王にも輝いていた。
そして2月3日に行われたサッカー日本代表とのアジアカップ・準々決勝にも先発出場。得点こそなかったものの、そのいやらしさと強さを兼ね備えたプレーで、森保ジャパンの前に立ちはだかった。そして、先制した日本代表から逆転勝ちをもぎ取っている。
そのアズムンが、カタール戦でも先発すると、開始4分、右サイドからのクロスにペナルティエリア内のファーで右足ボレーを試みる。これは相手の必死の対応ではばまれたものの、ボールは高く宙へ舞う。しかしアズムンはその体感の強さを生かしてすぐさまオーバーヘッドに切り替える。そして、高く振り上げた右足でゴールを見事に射抜いたのだ。