■「代表の舞台に帰ってきたい」

 2月1日には浦和レッズから期限付き移籍していたシント=トロイデンに完全移籍したことがリリースされた。アカデミーから育ってきた浦和のサポーターに向けては「本当にたくさんの浦和の方々も応援してくれますし、所属チームが浦和でなくても自分のことを見てくださっているので」と感謝を表した。そんな鈴木にとって代表は”浦和ファミリー”に成長を見せる舞台でもある。

 ここから、まずはシント=トロイデンでパフォーマンスを高めていくことが大事になってくる。「自チームに帰りますけど、そこでのパフォーマンスが求められますし、ここからレベルアップして、またこういう代表の舞台に帰ってきたい」と前向きに語る鈴木のさらなる成長に期待して見守りたい。

(取材・文/河治良幸)

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