ドイツ1部ボルシアMGに所属するFW福田師王が、現地時間1月6日に行われた練習試合でパワフルな決勝弾を決めた。
神村学園高校からJリーグを経ずに海外移籍を果たした福田は、リザーブチームの試合に出場しながらトップチームの練習にも参加し、日本代表DF板倉滉らと汗を流している。そしてウインターブレイク中、新年最初のテストマッチが現地時間1月6日に行われ、オランダ1部のGAイーグルスと30分×4本で試合を実施。板倉が3本目、4本目に出場した中、福田師王は4本目の16分からピッチに立った。
2−2の同点の状況から出場して最前線に陣取った福田は、サイドからのクロスの攻防の中で右サイドからのパスが相手DFにカットされるも、その直後に体を寄せて相手を吹き飛ばしながらボールを奪い返すと、そのまま素早く反転して強烈な左足シュートを放ってゴール右隅に突き刺した。
フィジカルの強さとシュート力を見せ付けたストライカーらしいゴールの直後には、自らボールを手で取って4点目を奪いに行く意欲も見せ、さらに板倉からの祝福も受ける。結果的に3-2でボルシアMGが勝利し、福田のゴールが決勝点となった。