イングランドのサッカー女子スーパーリーグの王者チェルシーでデビューを飾ったなでしこジャパンFW浜野まいかのピッチ外での“マジック”が注目を浴びている。
現在19歳の浜野は、セレッソ大阪堺レディース(現セレッソ大阪ヤンマーレディース)からINAC神戸レオネッサを経て、2023年1月にチェルシーへ加入した。すぐにスウェーデンのハンマルビーIFへ期限付き移籍したが、今夏の女子W杯オーストラリア&ニュージーランド大会後に呼び戻される形でチェルシーに復帰した。
チェルシーの女子チームは、2011年にFA女子プレミアリーグから移行する形で始まったスーパーリーグで最多の6度の優勝で現在4連覇中の強豪クラブ。その“王者”の中で浜野は、現地時間12月17日に行われた第10節のブリストル・シティ戦で、後半29分からの途中出場でリーグ戦初出場。短い時間ではあったが、エースのオーストラリア代表FWサム・カーとの好連携を見せるなど、今後への期待が高まるプレーを披露した。
そして、その浜野はピッチ外でも魅せた。チームの食事会場で円卓に座っている浜野が、隣に座ったサム・カーに向けて手品を披露。左手にコイン、右手に棒状のもの(ストロー?)を握って「1、2、3」の合図でストローが消える。不思議そうな顔を浮かべたサム・カーに向かって、さらに「1、2、3」と唱えると、今度は左手のコインが消える。この見事な手品をチェルシーの女子チームの公式エックス(旧ツイッター)が「ピッチ内外で活躍するマジシャン」として紹介している。