12月28日、サッカー日本代表が千葉市内で練習を行った。これは1月1日に国立競技場で行われるタイ代表戦に向けてのもので、伊東純也や南野拓実らが合流している。
冷たい風が吹き抜けるピッチの上を、19人の選手が駆け抜けた。上田綺世が体調不良で欠席したものの、ゲーム形式の練習も行うなど精力的にメニューをこなした。
そんな選手の中に、“珍しい姿”もあった。川崎フロンターレでかつてプレーしていた中村憲剛氏と、シャルケや鹿島アントラーズなどでプレーした内田篤人氏だ。2人はロールモデルコーチとしてチームに帯同。ボール回しに一緒になって参加したほか、シュート練習の球出しも行った。さらに、選手と会話を弾ませるなど、存在感を発揮した。両者ともに、森保ジャパンへの合流はこれが初めてとなる。
名波浩コーチは中村氏と一緒にランニングしてコミュニケーションを図ったほか、前田遼一コーチも内田氏と練習前に会話をするなど、スタッフ陣ともいい関係を築いていた。