■「献身性や泥臭いプレーが南野の良さよ」

 この南野のディフェンスを、試合を中継したDAZNの日本語公式エックス(旧ツイッター)が「神ディフェンスで危機を救う」と紹介すると、以下のようなコメントが寄せられた。

「77分でこれできるのはいいなぁ。惚れたわ」
「流石やタキ」
「かっこいい。こういうのがファンの心掴むよね。」
「77分にこのプレーは凄い!」
「献身性や泥臭いプレーが南野の良さよ」
「センターラインからスプリントして最後間に合うか?と思ったけど脚伸ばしてしっかりクリア。素晴らしい。」

 この南野のビッグプレーで失点を免れたモナコは、直後に南野をベンチに下げ、そして後半40分にユスフ・フォファナが2点目を奪って試合をリード。終了間際に1点を失ったが、1人少ない中でも逃げ切ってリーグ戦2連勝を飾った。

 南野は得点こそなかったものの“神ディフェンス”が1得点に等しいほど価値のあったことは、クリア直後に駆け寄って来たモナコのGKフィリップ・ケーンの行動からも分かる。この献身性と泥臭さが南野の持ち味の一つであることを、多くのファンが再認識したプレーとなった。

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