女子サッカーのイングランドFAスーパーリーグ・レスターが12月8日、東京五輪メンバーだったMF宝田沙織の獲得を発表した。それに合わせて、クラブのOBである元日本代表FW岡崎慎司の“シャレた登場”が話題となっている。
富山県出身で現在23歳の宝田は、中学でJFAアカデミー堺に入学してセレッソ大阪堺レディースに入団。アンダー世代の日本代表で活躍するとともにトップチームでも実績を積んだ後、2021年にアメリカNWSLのワシントン・スピリットに移籍し、2022年からはスウェーデンのリンシェービングでプレー。すでに今季限りでの退団が決まっていた中、レスターと1年半の契約を締結した。
この発表に合わせて、クラブは公式エックス(旧ツイッター)上で次々と宝田の写真、動画を公開したが、その中に一つが「岡崎からのメッセージ」だった。岡崎と言えば、レスターで4シーズンを過ごし、2015-16シーズンには“史上最大の下剋上”でリーグ制覇を成し遂げた「ミラクルレスター」の一員だ。
だからこそ、扱いも“普通”ではない。作成された動画では、通知音が鳴った後に宝田がスマートフォンを手に取ると、画面内に岡崎が登場する仕掛け。岡崎は「Hi! Saori!」と爽やかに登場すると、その後は英語で「僕はレスターのクラブに多くの思い出がある。楽しんで!」などとエールを送っている。