■粘土状のピッチ状況
この前日練習の際、スタジアムには大きな雨粒がものすごい勢いでピッチを叩きつけた。ピッチ状況は最悪で、もともと粘土状の土だったこともあって、GKにとっては苦戦が予想されるコンディションといえる。
それについて上福元に聞くと、「あまりよくないってことは前から聞いていた」とイメージを膨らませていたことを明かし、「あまり考えすぎてもいけないし、逆に考えすぎなくてもっていうのもある。しっかりと状況判断をして、最適な判断をできるようにする」と話す。
「今シーズン最後の試合なのでしっかりと締めくくりたい」
9月2日のJ1セレッソ大阪戦以来の公式戦出場を目指してこう話す背番号99がアジアデビューを果たせるか、そして、チームの今季ラストゲームを勝利で締められるか。キックオフは19時だ。
(取材・文/中地拓也)