１２月１１日、川崎フロンターレは１２日に行われるACL蔚山戦に向けて、蔚山文殊フットボールスタジアムで公式練習を行った。その後、GK上福元直人が取材に応じた。
今季から川崎に所属する上福元は、J１リーグ７７試合、J２リーグ１６７試合、J３リーグ１９試合に出場してきたが、ACLというアジアの舞台での出場機会はない。蔚山戦で出場すれば、初めてプロとしての国際舞台に立つこととなる。
上福元は「自分のキャリアとして初なんですけど、自分自身のそういう感覚よりも、本当に今まで通り試合で勝つための準備をしっかり発揮すること、舞台が変わってもそこはやっぱり変わらないことなので、本当にそういう気持ちをしっかりと持ってピッチに立ちたい」と平常心で挑む構えだ。
相手は蔚山。韓国の強豪チームというだけでなく、グループステージ突破のために川崎には勝利を狙ってくる。それだけに、「相手のホームで相手の熱量を考えれば、戦い方ではインパクトを自分たちに与えてくるような、前からのプレスやそれこそ強度の部分、そこら辺はある程度しっかりとイメージしておかないといけない」と警戒を強める。さらに上福元は、「本当にぬるい気持ちでピッチに入らないこと」とも語って、気持ちの強さを見せた。
