12月7日、サッカー日本代表を率いる森保一監督がタイ代表戦(1月1日/国立競技場)に挑む23人のメンバーを発表した。
来年1月から始まるアジアカップを前に、元日に行われるタイ代表とのAマッチ。山本昌邦ナショナルチームダイレクターが「元日の国立での試合は、サッカー関係者とファンの皆さん、日本の国民の皆さんもすごく文化的な価値がある」と話すこの試合のために集まるのは、海外組15人、国内組8人だ。
欧州では年末年始も試合が組まれているため、三笘薫や久保建英、遠藤航など、召集できない選手も多いが、2人の初招集も含めたメンバーで勝利を目指す。
今回、初めてA代表に名を連ねるのは、伊藤涼太郎(シントトロイデンVV)と野澤大志ブランドン(FC東京)。伊藤は現在25歳で、浦和レッズ、水戸ホーリーホック、大分トリニータ、アルビレックス新潟と4つのJクラブを渡り歩いたうえで、現在はベルギーリーグでプレーしている。
その魅力は、“ラストファンタジスタ”とも呼ばれる、アイデアあふれる華麗なプレー。J1のピッチの上でもそれを存分に発揮していたため、新潟時代から日本代表への待望論が高まっていた。