11月26日、サンフレッチェ広島が公式ユーチューブに1本の映像を投稿した。その内容がファン・サポーターの涙を誘っている。
この日に公開された映像は、25日に行われたガンバ大阪戦での舞台裏を映したもの。「【INSIDE_G大阪戦】選手、スタッフ、ファミリーの皆様で作り上げたエディオンスタジアム広島のラストゲームは、最高の一日に。快勝で有終の美を飾った。」のタイトルの通り、広島が長らく本拠地としてきたエディオンスタジアム広島での最終戦という、クラブの転換点となるものだった。
実にこの映像は40分近くに及ぶ。試合当日だけでなく、それまでの練習の様子も収められており、まずはその様子から始まる。そんな映像において、ファン・サポーターの心を掴んだのが試合後のピッチで円陣を組んだときの様子だ。
ミヒャエル・スキッベ監督は選手にまず、「おめでとう! みんな本当にファンタスティックだった」と祝福。そして、「(エディスタと)一番良いお別れの仕方ができた」と続ける。その後も言葉を投げかける中で、「キャリアを終えたり、チームを去る選手もいるけど、それも含めて全員おめでとう」と紡いだのである。