11月23日、FIFAワールドカップの公式エックス(旧ツイッター)がサッカー日本代表のちょうど1年前の様子を映像で公開した。そこに映し出されたプレーに、多くの声が寄せられている。
昨年11月23日、森保ジャパンはカタール大会のグループステージ初戦に挑んだ。相手はドイツ。当時のFIFAランキングで言えば日本が24位だったのに対し、ドイツ代表は11位。過去4回のW杯優勝を誇る強豪とあって、日本の苦戦が予想された。
そして実際に試合が始まると、日本はドイツの猛攻に遭う。そして前半33分にGK権田修一が与えたPKをイルカイ・ギュンドアンに決められて先制を許してしまう。それでも後半30分に堂安律が同点弾を奪って試合をイーブンに。日本に勝点奪取の光が差し込む。
そして、その光をさらに太く強くしたのがFW浅野拓磨だった。同38分、板倉滉の浮き球パスに反応した浅野は、背後からのボールにもかかわらず前を向きながらトラップ。そして相手DFが左から体を寄せてきながらも、そのまま前進する。そして、世界ナンバー1GKの名を欲しいままにするノイアーが守るゴールを破ったのだ。ノイアーの上を通す難易度の高いゴールを、この大一番で決めたのである。先述したW杯公式が投稿したのは、まさにこのゴール場面で、世界が驚いた瞬間だった。