11月14日、サッカー日本代表が大阪市内で合宿2日目の練習を行った。この日からチームに合流した鎌田大地が、練習後に取材に応じた。
カタールワールドカップでトップ下としてタクトを振るった男が、北中米ワールドカップのアジア2次予選でも出番を待つ。10月シリーズでは膝の問題があったことで招集外となったが、第2次森保ジャパンの初めての公式戦ではメンバー入り。自身の膝について、「膝はもう別に問題ない」と説明する。
膝の不安がなくなったものの、カタール大会のように先発メンバーで出られる保証はない。現在、攻撃的なポジションには多くのタレントがいるからだ。
ラ・リーガで存在感を発揮する久保建英、プレミアリーグでもドリブルで魅せる三笘薫、リーグ・アンの伊東純也に南野拓実。さらにインサイドハーフとなれば守田英正や田中碧などもライバルとなる。
鎌田自身もそれは感じており、「前に関してはいろんないい選手がたくさんいる」と率直に話す。そのうえで、「強豪国になればなるほど、そういうのは起こり得ることだし、ふつうのことだと思うので、自分自身もそこに入っていけるように頑張っていきたい」と意気込む。