苦しんだパトゥム戦のHT、ロッカールームで川崎の選手に見られた通常とは違う危機感を持った行動とは……鬼木監督は「いつもだったら少し静かな状態で…」の画像
川崎フロンターレはパトゥム戦の前半に2度のPKを得たものの、その都度、同点ゴールを許す苦しい展開だった 撮影:中地拓也

 11月7日、ACL第4戦で川崎フロンターレはパトゥム・ユナイテッド(タイ)と対戦。4-2と勝利を収めたものの、最初の45分間は苦しむ展開となった。

 10月に行われた第3戦でもアウェイながら4-2と勝利した相手に、川崎は前半15分に先制する。マルシーニョが倒されて得たPKを脇坂泰斗がきっちり決めて先にスコアを動かした。しかし前半33分に古巣対決となったチャナティップに同点弾を許す。

 それでも同40分に、今度はレアンドロ・ダミアンが倒されて得たPKをまたしても脇坂が冷静に沈めるが、わずか1分後にチャナティップにこの日2度目の同点ゴールを許してしまった。

 鬼木達監督は試合後に「得点後、それ以外のところもそうですけども、軽いプレーがあったと思いますし、そういうところで自分たちから難しくしたゲームだと思います」と振り返れば、脇坂も「監督がおっしゃったように、自分たちがゲームを苦しくしてしまった」と話す内容だった。

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