「ベルカンプかベルバトフかムツキ」J1広島FW加藤陸次樹のゴールシーンに注目集まる!「このターンとファーストタッチよ」「神トラップがいいねー」の声の画像
J1サンフレッチェ広島FW加藤陸次樹が見事なゴールを披露した 撮影:中地拓也

 J1のサンフレッチェ広島がJ1第31節で勝利を収めた。FC東京相手に挙げたFW加藤陸次樹の先制点の場面で、華麗なトラップとターンに賛辞が続いている。

 広島は10月28日、味の素スタジアムへと乗り込んだ。今季第9節ではホームで敗れているFC東京に対するリベンジの一戦だった。

 この試合で輝いたのが、加藤だった。出身は埼玉県ながら、広島ユースで腕を磨いたストライカー。今季途中にセレッソ大阪から完全移籍で加わり、憧れのトップチームのユニフォームに袖を通してここまでリーグ戦9試合で3得点を挙げていた。

 見せ場は後半早々にやってきた。ハーフタイムを終えて、仕切り直しから3分後、加藤が見事な技を披露したのだ。

 広島の組み立てはやや乱れたが、ここで活きたのが加藤の個人技だった。中野就斗がこぼれ球をノートラップで叩いた先にいたのが加藤。2人のDFに挟まれていたが、この苦境こそが個人技の見せ場だった。

 ペナルティエリア手前、ゴールに背を向けた状態で、加藤にほとんど選択の余地と時間はなかった。瞬時に選んだのは、自らでの打開。右足を開きながらファーストタッチでボールをゴール方面へと動かすと、自らもすかさずターン。この動きだけでDFを置き去りにすると、次の瞬間には冷静にファーサイドへシュートを決めた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3