現地時間10月27日、ベルギー1部シントトロイデンがホームでモレンベークに2−1で勝利。サッカー日本代表DF橋岡大樹が試合終了間際に劇的な勝ち越し弾を決めた。
開幕から11試合を戦って3勝4分け4敗と黒星が先行していたシントトロイデン。橋岡は右サイドバックとして、GK鈴木彩艶、MF伊藤涼太郎らとともにスタメン出場した。その中で前半をスコアレスで終えると、後半開始からMF山本理仁が出場。そして後半37分にPKで先制点を奪った後、同42分からは藤田譲瑠チマが途中出場した。
試合はそのまま進んだが、後半アディショナルタイム3分に失点して同点に追い付かれてしまう。だが、橋岡は諦めなかった。その4分後のアディショナルタイム7分、左サイドのゴールライン側からエリック・ジュニオール・ボキャがやや苦し紛れにゴール前に滞空時間の長いクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ橋岡が相手DFの上から打点の高いヘッドで合わせ、豪快にゴールネットに叩き込んだ。
劇的な勝ち越し弾に味方選手、スタジアムのサポーターは狂喜乱舞した。もちろん、ヒーローの橋岡も大興奮。だが、ゴールセレブレーションに向かう最中に突然、足を攣るアクシデントで転倒。そのまま途中交代でピッチを去ることになった。