■バロンドール受賞者が来日
1972年の9月、ハンガリーのフェレンツバロシュが来日して日本代表と3試合を行いました。日本は前年のミュンヘン・オリンピック予選で敗退したため、岡野俊一郎監督が退任し、長沼健監督が復帰。1973年5月の西ドイツ・ワールドカップ予選と1976年のモントリオール・オリンピック予選を目標に再出発したところでした(結局、両予選とも敗退)。
この年は、1月にはウーヴェ・ゼーラーのハンブルガーSV(西ドイツ)、6月にはペレのサントス(ブラジル)が来日。そして、9月にはアルベルト・フロリアーン(アルベルトが姓)のいるフェレンツバロシュと、かなり豪華な顔ぶれが来日しています。アルベルトは、ハンガリー人唯一のバロンドール受賞者です。