■偉大ななでしこの選手たち

 なでしこジャパンの「キャップ数上位」には、その2011年女子ワールドカップ優勝メンバーがずらりと名を連ねている。

 澤に次ぐのが宮間あやの「162キャップ」である。そして、大野忍(139キャップ)、永里優季(132キャップ)、熊谷紗希(132キャップ)、安藤梢(126キャップ)、阪口夢穂(124キャップ)、岩清水梓(122キャップ)、鮫島彩(114キャップ)、宇津木瑠美(113キャップ)、近賀ゆかり(100キャップ)と、澤を含めて「2011年組」のなでしこジャパンは11人もが「100キャップ超え」と、これも偉業だ。

 2011年大会出場はならなかったものの、このチームの形成期を支えた池田裕美(119キャップ)と加藤與惠(114キャップ)を含むと、なでしこジャパンには計13人もの「オーバー100キャップ」がいるのである。

(5)へ続く
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