浦和MF小泉佳穂が挙げる、「この試合“行ける”と思った」横浜FM戦でのポイント。「僕だけで恥ずかしくて(笑)」と決勝点の場面の“照れエピソード”も明かすの画像
浦和レッズの小泉佳穂 撮影:中地拓也

■10月15日/ルヴァンカップ 準決勝第2戦 浦和レッズ 2―0 横浜F・マリノス(埼スタ)

 ルヴァンカップ準決勝第2戦で浦和レッズが横浜F・マリノスを2-0で下し、合計スコアを2-1とし決勝進出を決めた。

 試合後、MF小泉佳穂が取材に応じた。第1戦を0-1で落とし、この試合は絶対に勝たなければいけない一戦であり、勝者になるか、敗者になるか、浦和が90分で勝つには2得点が必要だった。

「この試合“行ける”と思ったのは1点目を取った後で、それまでも感触は良かった。マリノスはこちらの良さを消してくる訳ではなく、僕らは気持ち良くサッカーをさせない方法を分かっていたので徹底し、攻撃は気持ち良くやらせてもらおうと。最後の崩し切るアイデアや精度が勝負を分けると思っていました」と述べ、安堵の表情を浮かべている。

 この試合に関しては浦和が横浜FMのペナルティエリア深くまで押し込み続け、多くのチャンスを作ったことで2度のPKを誘発したと言ってもいいだろう。

 63分のPKにつながるシーンでは、敵陣深くで小泉がボールを奪い返すとDF荻原拓也にスルーパス。迷わず荻原がクロスを上げると、これを相手キーパーが弾き、拾ったMF早川隼平が倒されたものだった。

 また2度目のPKとなる90+1分も荻原が相手陣地深くエグったことでハンドを誘発したものである。

 なぜ、攻めの姿勢を貫けたのか。小泉が、その要因「無理矢理プレッシングに行って、全体を押し上げてセカンドボールを拾うことが上手くいきました。普通のリーグ戦ではできない。勝たなければいけない中での選択肢でした」と挙げる。

 そして「プレッシングに行った時、バックラインもリスクを負って、相手の前に出てインターセプトを狙えるかが大事でした。チーム全体で共通のリスクの負い方ができたと思いますし、セカンドボールの拾い合いで走り切れたことが一番良かったと思います」と続けた。

 技術や戦術を超えた全員の勝ちたいという気持ちのベクトルが重なり合ったこと、またファン・サポーターが最後まで熱く背中を押し続けたことも忘れてはならない。

  1. 1
  2. 2