【主将・遠藤航が語る森保ジャパンの現在地(2)】日本代表が“一つ上”に行った感覚に「そうだと思う」。「ようやく世界と対等に戦える土台に乗ってる」からの進化の画像
チュニジア戦に向けて15日に神戸市内で練習に取り組むサッカー日本代表の遠藤航 撮影:中地拓也

 6月シリーズからサッカー日本代表の主将を務めている遠藤航。その第2次森保ジャパンは現在5連勝を飾っており、しかも、そのすべてで4得点以上を記録している。

 来月にはいよいよ次回ワールドカップの予選が始まり、それが終わって年明けにはアジアカップが控えている。第2次森保ジャパンにとっての初めての公式戦であり、当然、遠藤が主将として迎える初めての公式戦でもある。

 その試合を前に充実の戦い方を見せており、日本代表がカタールW杯前と比べて一つ上に行った感じが筆者にはあった。率直に、その感覚を15日の練習後の取材対応で遠藤に聞いてみると「それは別に否定はしないというか、そうだと思う」と肯定し、以下のように続けた

「実際にこれだけ今、海外でやってる選手たちがA代表にいるっていうことは今まで多分なかったことだと思う。個人個人の成長っていうのがすごくて、今までにない日本代表チームになってるとは思う。そこはかなりポジティブというか、別に過信はしてないけど、やることはまだ多いなという感じで、いいバランスでやれてると思います」

  1. 1
  2. 2
  3. 3