■遠藤が説明する「アジア予選の戦い方」

 一方で、今後はW杯予選ならではの別の難しさにも直面する。日本が戦うミャンマー、北朝鮮、シリアの3か国はサッカーにおいてはかなりレベルに差があり、どうしても戦い方に変化が出て来るからだ。

 遠藤自身、10月15日の取材対応で「二次予選ってなると、どうしても自分たちがボール持つ状況が多くなっていくと思うんで、そうなると戦い方は変わるとは思います。もちろん相手の分析は当たり前にしながらやっていくんですけど、どちらかというと自分たちにフォーカスを向けながら、いかにやっていくかみたいなところが二次予選になっていくと思います」と説明する。

 そうしたアジア予選前のチュニジア戦で、日本代表はどのような戦い方を見せるのか。「2回は負けたくない」と話す遠藤の言葉通りしっかりと勝って、新たな気持ちで次のステップへと進む。

(取材・文/中地拓也)

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