元サッカー日本代表の吉田麻也が、移籍後初ゴールを決めた。ゴールも称賛されている一方で、そのポジショニングが話題になっている。
今年の6月にシャルケを退団した吉田は、新天地にアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーを選んだ。背番号4としてCBでプレーしているが、移籍後5試合目で初ゴールを決めた。その試合が、9月17日に行われたロサンゼルスFCとのダービー戦だ。
この試合にスタメンで出場した吉田だが、チームは前半23分に先制されてしまう。2分後に一度は同点に追いつくが、33分に再びリードを奪われてしまう。そうしたシーソーゲームで前半を折り返すと、後半の14分に吉田が同点弾を決める。
攻めるギャラクシーは相手陣内深くの右サイドでボールを持つ。そこには3トップの左で出場しているディエゴ・ファグンデスが移動しており、パスを受ける。するとタッチライン近くの位置から、ペナルティエリア内にクロスを上げる。中央で味方が触り後方へ逸らすと、それに反応したのが吉田だった。フリックされたボールをダイレクトでヘディングし、ゴール右に突き刺した。
このゴールで再び追いついたチームだったが、その後2点を奪われて4-2で破れている。