9月27日、偉大なプレイヤーがまた引退を決断した。北海道コンサドーレ札幌の小野伸二が自身のインスタグラムを更新し、現役引退を発表したのだ。
「サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」
この言葉とともにサッカー選手としての生活に区切りをつけることとなった小野は、1979年生まれでこの日、44歳なったばかりだった。“天才”の名を欲しいままにしたサッカー人生で、浦和レッズでプロ入りすると、その後、フェイエノールトで欧州の主要タイトルを獲得。日本代表として56試合に出場し、長きにわたって日の丸をけん引する存在だった。
DAZNは、その小野の引退を受けて「【現役引退|小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)プレー集】背番号と同じ44歳の誕生日に現役引退発表...天才のプレーに誰もが酔いしれた」と題して6分にわたる映像を公開した。札幌とFC琉球でのプレーを凝縮したもので、公開から4時間で4万回再生があるほどの反響ぶりとなっており、それこそが、小野が引退するインパクトの大きさを物語るものでもあった。