「ヒーローインタビューの神回」東福岡同級生コンビの“熱い抱擁”と「凌我の分も点を取りたい」の言葉に涙腺崩壊のファン続出!「こんなん見せられたら泣くよ」の声の画像
全治8か月の大怪我を負ったアビスパ福岡のFW佐藤凌我 撮影:中地拓也

 9月10日、ルヴァン杯の準々決勝・第2戦が行われ、アビスパ福岡が2−0でFC東京を下し、2戦合計2−1で準決勝進出。その試合直後に行われた同級生コンビによるヒーローインタビューが反響を呼んでいる。

 アウェイでの第1戦を0−1で落としていた福岡だったが、ホーム開催のこの日は“気迫”が違った。試合前、福岡の選手たちは「共に乗り越えよう、凌我」と書かれた特製Tシャツを着て入場。第1戦の試合終了間際に左膝を負傷して左膝前十字靱帯損傷と外側半月板損傷で全治8か月の重傷を負ったFW佐藤凌我の思いを背負ってピッチに立つと、スタンドのサポーターは「#凌我と共に国立へ」と記されたポスター製のメッセージ用紙を掲げた。

 迎えた試合では、前半38分に山岸祐也がゴールを決めて2戦合計1−1の同点に追い付くと、前半終了間際には左ウイングバックでスタメン出場していた小田逸稀が、コーナーキックからのヘッド弾でゴールネットを揺らした。これが2戦合計の勝ち越し弾となり、天皇杯に続いてのカップ戦2大会での4強入りを決めた。

 そして、試合後のインタビューだ。カメラの前には“勝ち越し弾”の小田が「共に乗り越えよう、凌我」の特製Tシャツを着て登場した。そして開口一番、「凌我の分も勝てて良かったです!」と発すると、続く質問に答えている最中に「凌我!」と叫ぶ。すると、観戦していた佐藤がカメラの前に姿を現して「ナイス!」と小田を抱き締める。東福岡高校時代の同級生でもある朋友2人は、互いの背中を何度も叩き合って勝利の味を噛み締めた。

 その後、2人は肩を組んでインタビューに答えた。佐藤が「いやもう本当に、最高です!ナイッシューでした」と小田のゴールを褒めると、小田は「うれしいっすね」と答えた後、「今年は凌我より点を取ろうと思っていたんですけど、結構、点取っちゃってたんで…」と言いながらも「こっから僕が、凌我の分も点を取りたいなと思います」と力強く宣言した。

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