【J2「ラスト10試合」】町田ゼルビア、2位・3位の足踏みで見えた「J1昇格」!昨年基準だと残り10試合で積み上げるべき勝点は「13」【戸塚啓のJ2のミカタ】(2)の画像
町田ゼルビア・黒田剛監督  撮影:中地拓也
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■ エリキ不在の町田が10戦負けなしの群馬と激突     

 首位チームが、手堅く勝点1を積み上げた。

 J2リーグ33節が9月2、3日に開催され、首位のFC町田ゼルビアザスパクサツ群馬とのアウェイゲームに臨んだ。

 群馬は簡単な相手ではない。21節から10試合連続負けなし(4勝6分)と好調だ。直近2試合が悪天候で中止となり、消化試合数が「2」少ないなかで、前節まで7位につけている。

 群馬のホーム・正田醤油スタジアム群馬では、2位のジュビロ磐田、3位の清水エスパルス、4位の東京ヴェルディが引分けに終わっている。5位のV・ファーレン長崎は敗れた。群馬はここまで行なわれたホームゲーム15試合を、わずか9失点で乗り切っている。これはリーグ最少だ。

 FWエリキが長期離脱中の町田は、前節と同じようにFWミッチェル・デューク、FW藤尾翔太が2トップを組む。前線からの連動した守備、DF鈴木準弥とDF翁長聖のロングスロー、2トップを生かした縦に速い攻撃と、エリキ不在でもチームの強みがブレることはない。

 前半8分には得点機を作り出す。MF平河悠の左足シュートを相手GKが弾くと、セカンドボールに藤尾が反応する。右足のシュートがバーを叩いた。その後は一進一退の攻防となり、前半は0対0で折り返した。

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