8月25日、J1リーグ第25節が行われ、浦和レッズが1−0で湘南ベルマーレに勝利。3戦連発弾を決めたFWホセ・カンテのゴールに称賛の声が集まっている。
フライデーナイトの一戦。浦和にとってはACL(アジアチャンピオンズリーグ)プレーオフ・理文戦から中2日で、敵地・レモンガススタジアム平塚に乗り込んでの試合となった。一進一退の攻防が続いた前半は、両チームともにチャンスを作りながらも0−0。迎えた後半17分、浦和の背番号11、絶好調のストライカーが輝きを放った。
この日も“理不尽”だった。最初は左サイドからのクロスにファーサイドに走り込んだホセ・カンテ。頭で折り返したボールは味方に繋がらなかったが、クリアボールを岩尾憲が拾うと、再び動き直してボックス内で縦パスを受けた。ここから技術と本能を発揮する。右足トラップで足元にピタリとボールを止めた次の瞬間、振り向きざまに左足での柔らかいコントロールショットを放ち、ゴール左上のネットを揺らして見せた。
ゴール後、ホセ・カンテは何度も胸を叩いた後、渾身のガッツポーズで喜びを表現した。これで自身リーグ戦3試合連続の今季6得点目となった。