現地時間の9月8日、サッカー日本代表の森保一監督がドイツのヴォルフスブルク市内でドイツ代表戦(現地時間9日、日本時間10日)に向けて記者会見を行った。
日本がドイツと対戦するのは昨年末に行われたカタールワールドカップ以来となる。劇的な勝利を挙げた森保ジャパンはそれに続く勝利を狙うが、この会見で指揮官は「形としては4-2-3-1でスタートしたいと思います」と先発のシステムを明言。
そして、「ドイツも可変で4-2-3-1や4-3-3、6月のシリーズでは3バックを試していて、いろんな戦術で試合に挑むと思いますので」と説明したうえで、「我々も形としては4-2-3-1という形でスタートするにしても、可変しながら試合を進めていければ」とし、「柔軟にその状況に応じて、対応できるようにより準備を進めて試合に臨みたい」と構想を明かした。
実際、W杯・ドイツ戦で日本代表は4-2-3-1でスタートするも、途中から3バックに変更。3-4-2-1という、それまでの代表活動では異例とも言えるシステム変更で流れを手繰り寄せた実績がある。もちろん、今回の試合でも途中から3バックに変更して、“そのままの再現”を狙うことはないと思われるものの、システムを変えて勝利を狙うという意味では前回対戦の再現を披露するかもしれない。