■「前半はほぼ何もやらせてもらえなかった」

 そうした上田と同じイメージはスタメンだった伊東純也にもあるようだ。試合は前半に押し込まれる中で、GKの権田修一がエリア内のファウルでPKを与えてしまい、今回も選ばれているイルカイ・ギュンドアンにゴールを決められた。それでも何とか1失点で耐えた日本は冨安健洋を投入して3バックに変更。ドイツのビルドアップをマンツーマン気味にハメる。

 そこから三笘薫堂安律を入れて、短いながらも”ジャパンタイム”とも呼べる日本の時間帯を作って、堂安律と同点ゴール、浅野拓磨の逆転ゴールに繋げた訳だが、スタートから出ていた伊東は「後半は勢いを持ってプレッシャーかけられたので、いい場面もあったと思いますけど、前半はほぼ何もやらせてもらえなかったという印象です」と振り返る。

「前からのプレッシャーもあんまりハマらなかったですし、ブロック引いて何とか守りましたけど、あと奪ったボールとかを簡単に相手にとられてしまってというのが前半は多かったので。そういうところを1個剥がして、あいてる逆サイドとかに出せれば、やっぱりチャンスになるかなと。自分たちの攻撃の時間も長くなると思っています」

(後半へ続く)

(取材・文/河治良幸)

(2)へ続く
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