■鬼木監督「開き直ってやらなきゃいけない」
川崎は中2日でアウェイでのJ1リーグ第26節・セレッソ大阪戦を戦う。指揮官の目はすでにここへ向いている。
「実際にJリーグの方は勝てていないっていうのもありますので、今回ここに来る前に、開き直ってやらなきゃいけないっていう話をしてます。
そういう意味で言うと、次のゲームに対してここからどれだけ回復できるかっていうところと、こういうときだからこそ意地を見せたいです。そういう姿勢っていうか、改めて中2日のチームが、何ができるのかというところを見せたい」
今後も一進一退は続くかもしれない。まして、アウェイの地で120分+PKを戦い抜いて、さらに中2日でのアウェイ戦だけに、苦しい展開が予想される。その結果がどんなものであっても、今季のチームを大きく前進させた新潟の1勝は、さび付かない。タイトル獲得への大きな一歩とチーム浮上のきっかけを、自らの勝利で手にしたのだから。
(取材・文/中地拓也)