画像・写真:PHOTOギャラリー【明治安田J1リーグ 第1節 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス 2023年2月17日 19:04キックオフ】 原壮史 J1 川崎フロンターレ 横浜F・マリノス Jリーグ 2023.02.18 試合は両者ともに球際の激しさを見せて主導権が落ち着かない展開となった。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 そんな展開の中、両チームともに個で勝負できる選手が目立つことになった。マリノスではアンデルソン・ロペスが最前線で強引にボールを引き出し脅威となった。しかし、川崎のジェジエウがフィジカルとスピードで渡り合ってみせた。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 川崎はマルシーニョが幾度となくサイドをドリブルで切り裂いた。マリノスはサイドバックの松原健が何度も裏を突かれたものの、センターバックの角田涼太朗がリスクを負って対応に赴きゴールを許さなかった。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 膠着状態に陥りかけた38分、エウベルがネットを揺らして0-2に。すると後半、マリノスが今シーズンも優勝候補であることを感じさせる光景が見られた。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 大島僚太を投入した川崎も中盤の厚みを感じさせ たが、それは昨シーズンのリーグ最優秀選手である岩田智輝が抜けてなお藤田穣瑠チマを途中投入できるマリノスも同じだった。そして、マリノスの地力の強さを感じさせるのはそこだけではなかった。川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 ここに写っているエドゥアルド、マルコス・ジュニオール、ヤン・マテウスは、3人とも後半途中から登場した選手だ。レギュラークラスの外国人選手を3人も途中投入できるチームは稀有。チーム力の高さが抜きんでていることを感じさせられる光景だった。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 それは、高いチーム力であるということと同時に、激しいチーム内競争があるということだ。マルコス・ジュニオールは限られた時間の中で貪欲にプレーし、より長い時間プレーする価値がある存在であることをアピールし続けた。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 勝利が続き、タイトルへの道のりが明確に存在するための結果がついてくる中での激しく健全な競争は、マリノスに更なる強さをもたらすだろう。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 水沼宏太は「しっかり勝ち切れたのは間違いなく成長に繋がる。でも、自分たちの強さはこんなもんじゃない」と、チーム全体がますます強くなることへの自信をみせた。マリノスを止めることができるチームは現れるのだろうか。 川崎フロンターレvs横浜F・マリノス(20230217)撮影/原壮史 関連記事 「(実質)センターにいるし」J1復帰を目指すクラブのマスコットのポジショニングにサポーターから称賛集まる! 「ポジショニングが完璧だったから開幕スタメン硬い」の声も出た、順位以上に目立つ位置 写真の記事へ戻る