画像・写真:川崎フロンターレ天皇杯優勝!レアンドロ・ダミアン最後の試合で有終の美 PHOTOギャラリー【天皇杯 決勝 川崎フロンターレvs柏レイソル 2023年12月9日 14:04キックオフ】 原壮史 J1 川崎フロンターレ 柏レイソル Jリーグ 天皇杯 2023.12.12 62837人が国立競技場を埋めた一戦は、決勝戦らしい激戦となった。(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 試合の主導権を握ったのは柏だった。柏は川崎の中盤がボールを持つことを最前線の細谷真大を筆頭とした鋭いプレスで許さず。(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) ボールを奪うとマテウス・サヴィオや山田康太が個で打開をしつつ細谷が抜け出しを狙う、という素早い攻撃で決定機を作り出した。(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 柏の若きエースはその力を見せつけていた。「スピードがあるし身体も強い。すごく厄介な選手で、対峙していて嫌だと思うことが多い」(大南拓磨)(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) しかし、ゴールという結果だけがついてこなかった。1点ものの決定機を複数回迎えたものの、ネットを揺らすことができず。試合後には「決めていれば勝てた。FWとしての責任を負わなければいけない」と悔しさをにじませた。視察していた日本代表の森保一監督は「国際舞台でも決定力が問われる」と更なるスケールアップを期待した。(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 試合は0-0のまま120分を終えてPK戦に。両チームのGKが好守を見せ続けた試合は、残酷にも10人目のGK対決で勝敗が分かれることになった。松本健太のキックをチョン・ソンリョンがストップし、長い試合に終止符が打たれた。(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 崩れ落ち、チームメイトに抱えられてもなかなか顔を上げることができなかった松本だが、チョン・ソンリョンのヒーローインタビューが場内に流れると、それが映されている大型ビジョンをしっかりと見つめた。「もう下を向いている暇もないと思う。下を向くだけ向いたので、ここからはしっかり前を向いて、上を向いて、自分がもっと良い選手になれるように日々努力をしていければいいと思う」(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 「練習はしていたが、自分まで来るとは思っていなかった」と胸をなでおろした川崎の守護神は「昨日PKを練習したが、それ以前も居残り練習でしていた。リーグ戦でもPK練習をする選手がたくさんいた。ウチには居残り練習をする選手が本当にたくさんいて、その経験がこの結果に繋がったと思う」と日々の積み重ねがいかに大切であるかを語った。(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 2度目の天皇杯制覇となった川崎。2020年大会はコロナ禍での変則開催で、J1からは2チームのみ(川崎、ガンバ)が準決勝からの出場という形だった。「前は2試合勝って優勝だった。今回は勝ち上がってここに来たので、違う嬉しさがある」(チョン・ソンリョン)(20231209)撮影/原壮史(Sony α1使用) 関連記事 川崎フロンターレ天皇杯優勝!GKチョン・ソンリョンの読みがPSOを制した【川崎フロンターレvs柏レイソル】原悦生PHOTOギャラリー「サッカー遠近」 写真の記事へ戻る