■「間合いの取り方で既に勝負あり」

 この板倉の強烈なヘディングでのブンデス初ゴールに対し、SNS上では以下のようなコメントが寄せられた。

「さすがのヘディングでした」
「板倉!意外とブンデス初ゴール!」
「待ってたよー!カッコ良すぎる!」
「滉、一回、前へ出て当たって、スッと下がり飛び込むスペースを開ける間合いの取り方で既に勝負あり。」
「YES!!!アンダー世代のアルゼンチン戦でヘッド2弾決めてるし、A代表でもセットプレーの脅威として活躍できるはず!」

 試合はその後、両チームの点の取り合いとなって4−4の引き分けで終了した。一時は3−1と2点をリードしたボルシアMGにとっては悔しい結果にはなったが、3−4と逆転された後の後半アディショナルタイムで同点に追い付いたことを考えれば、価値あるドローだったともに言える。

 センターバックの板倉にとっても喜びと反省の両方を手にする開幕戦となったが、それでも自身の得点力、セットプレーでの高さと強さを見せて「得点」という結果を残したことは大きい。森保ジャパンの新たな得点源としても期待する声が挙がる中、まずは第2節・レーバークーゼン戦での勝利を目指す。

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