現地8月19日、ドイツ・ブンデスリーガの開幕節が行われ、ボルシアMGは敵地でアウグスブルクと激しい点の取り合いの末に4−4の引き分けとなった。勝利は掴めなかったボルシアMGだが、日本代表DF板倉滉が記念すべきブンデス1部での自身初ゴールを決めている。
昨季10位だったボルシアMG。加入2シーズン目となる板倉は、4-2-3-1の右センターバックとしてスタメン出場した。相手は昨季15位のアウグスブルク。その前半13分、右コーナキックから先制点が生まれた。
キッカーを務めたのは、フランス人MFのフランク・オノラ。右足でゴール前へ高い軌道でのクロスボールを送り込むと、一番遠くにポジションニングしていた背番号3の板倉が、相手の激しいマークに遭いながらも素早く落下点を見極める。そして、競り合ったDFを弾き飛ばしながら、高い打点での強烈なヘディングシュートを繰り出し、ゴール左隅に突き刺した。
このゴールが今季のチーム初得点になると同時に、板倉にとってはボルシアMG加入後の初ゴールにして、記念すべきブンデスリーガ1部での初ゴール。得点後、余韻に浸りながらペナルティーエリア外まで走っていった板倉の元に次々とチームメイトが駆け寄り、歓喜の輪ができあがった。