Jリーグ公式ツイッターが8月15日、7月度の月間ベストゴールを発表し、J2では清水エスパルスの元日本代表MF乾貴士の長距離ドリブルからのミドル弾が選ばれ、その“神ゴール”ぶりが改めて称賛されている。
乾の右足が火を吹いたのは、7月9日のJ2リーグ第25節の大分トリニータ戦だった。4−2−3―1のトップ下でスタメン出場し、前半10分に相手のミスを誘って先制点を奪っていた背番号33は後半18分、自陣でボールを拾って味方との細かいパス交換で前を向き、ドリブルを開始する。
自陣センターサークルの手前から絶妙のスピードとコース取りでリズミカルにボールを運ぶと、ペナルティーエリアの手前から右足一閃。カーブをかけながら鋭い弾道で、ゴール右上の隅に突き刺した。
今回の受賞に、乾は「7月度の月間ベストゴールに選出していただき嬉しく思います。チームメイト、スタッフ、サポーターの支えがあってこのような1つの結果を得られたと思っています。ただ、この結果に満足せず、もっとチームの勝利に貢献して『J1昇格』に向けて全員で突き進んでいきたいと思います!」とコメントを発表した。