8月12日、サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンがホームにルートン・タウンを迎えた今季のプレミアリーグ開幕戦を4−1で勝利した。先制点をアシストした三笘だが、2点目のPK獲得の起点となった華麗な“エラシコ”も大きな話題となっている。
前半36分にゴール前のMFソリー・マーチの頭に絶妙なクロスを送り込んで1点目を演出した背番号22は、その後も相手の脅威となり続けた。そして迎えた後半24分、今度は得意のドリブルで決定的な仕事をする。
左サイドタッチライン際で斜め後ろからのパスを受けた三笘は、左足でのファーストタッチで前を向く。相手右ウイングバックのMFアルフィー・ドーティーがすぐにプレスを仕掛けるも、三笘は左足で踏み込んだ直後に右足のアウトサイドで外側にボールを運んで相手のタックルをかわす。そして、そのまま滑らかなボールタッチで右足インサイドに切り替える“エラシコ”フェイントで縦にボールを運び、相手を完全に置き去りにしたのだ。
そこから中央へ持ち運んだ三笘は、ボックス内のFWジョアン・ペドロへパスを送ると、慌てた相手DFがファウルを犯してPKの笛が吹かれた。三笘の“ほぼアシスト”と言えるビッグプレーだった。