■川崎時代から披露していた得意のフェイント

 『ABEMA』の中継で解説を務めた槙野智章氏も思わず「うまい!」と唸った華麗な“エラシコ”フェイントに対して、SNS上ではファンから以下のようなコメントが寄せられた。

「三笘のエラシコ神過ぎ もっかい観たい」
「三笘の68分のエラシコな。100回リピートした。」
「これみた時足首どーなっとるんよってなったわ、さすがです三苫さん」
「三笘の逆エラシコみたいなやつ切れ味エグイな」
「三笘のエラシコだの片足ダブルタッチだの川崎時代からやってるけど未だに理解を拒むスーパーテクニックよ 意味わかんないもんアレ」

 この“エラシコ”を、三笘はこれまで何度も披露して来た。特に印象的なのが、川崎フロンターレ時代の2021年3月3日に等々力競技場で行われたセレッソ大阪戦で、今回と同じフェイントからレアンドロ・ダミアンとのワンツーでゴールを奪ってみせた。

 ファンからは「この時より進化してる気がした」との声も寄せられており、その指摘の通り、スピード、精度、切れ味はさらにアップしている。何よりも舞台が世界最高峰のプレミアリーグなのだから、日本人ファンが興奮するのも当然だ。

 三笘の2得点に絡む活躍で開幕戦を快勝したブライトンは1週間後の第2節、敵地でウルヴァーハンプトンと対戦する。開幕戦でパス、ドリブルで勝利に貢献しただけに、次節は「ゴール」に期待したいところだ。

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