「娘のおかげでだいぶほぐれました」川崎・瀬川のリーグ初先発を支えた愛娘との入場。負けはしたものの「自分の良さは出た」と一歩前進の画像
ヴィッセル神戸戦でプレーする川崎フロンターレの瀬川祐輔 撮影:中地拓也
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 瀬川祐輔が8月12日のヴィッセル神戸戦で先発出場した。これが川崎フロンターレへの移籍後のリーグ戦初先発となった瀬川は、さすがにどこか緊張があったと話すが、そんな彼を落ち着かせてくれたのが共に入場した娘さんだった。

「先発が初めてなので。ここで結果を出したかったというか、勝ちたかったという思いはありますけど、でも、なんだかんだ、どこかで緊張していたんで、試合前は。娘のおかげでだいぶほぐれました」

 敗れた試合後だっただけに終始険しい表情を見せていた瀬川だったが、お子さんについて言及した時だけは笑顔をほころばせていた。そんな瀬川は、この神戸戦をいつも通りの入りができていたと振り返っている。

「リーグでは初先発ですけど、別になんだかんだ、8年目なので。そんな、変わった気持ちになることなくやれますし、入りが悪い、悪いというか悪くなるような予想もしてなかったし。僕の中ではいつも通りの準備をして、いつも通りの入りだったし。普通に自分の良さが出たと思います」

 チームとしても「悪くなかったかなと思います」と話す瀬川は「カウンターで大迫選手のところが起点になって何本か危ないシーンというか、怖いシーンはありましたけども。悪くなかったというか、そこのリスク管理をもう一回見つめ直せばいい試合内容だったと思いますし、課題が出てこそ、次の試合に生きるので。全然悪くなかったと思います」と前向きだった。

 課題があるとすれば無得点で試合が終わった部分で、瀬川は「僕の、最後のところのパスとかシュートとか判断と質がしっかり伴っていたら、もっと違う展開になったかなというのは」感じているのだとしていた。

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