「10番を背負いたい」U18日本代表・大関友翔が韓国戦で得た緊張感と手応えと反省。スルーパスで好機連発して攻撃をけん引……船越監督に聞いた「10番の評価」の画像
U-18韓国代表戦に出場したUー18日本代表の大関友翔 撮影:中地拓也

 8月17日、2023SBSカップ国際ユースサッカーが静岡県静岡市で開幕。U―18韓国代表と対戦したU―18日本代表が0-1で敗れたこの試合で、MF大関友翔が存在感を放った。

 川崎フロンターレに所属する大関は今回招集されたメンバーの中で、唯一のプロ選手である。それだけに、本人も責任感と自覚を持っていた。

 試合後、「フロンターレのトップでやってるので、そういった意味では代表に来たらやっぱりそのプレーを発揮しないといけないと思いますし、監督からもそういう話はされている」と話し、「攻撃のところで自分が違いを見せることを今大会意識しているので、そこをできたのはすごい良かった」と手応えを感じていた。

 しかし、「失点に絡んでしまったので、そこは反省しなきゃいけない」とも語り、この試合の唯一の得点場面のきっかけとなった自身のパスミスを悔やんだ。

 大関は今季、川崎の下部組織からトップチームに昇格したものの、ここまで公式戦の出場は果たせていない。練習試合で研さんを積んでいるが、やはり、それとは違う緊張感があった。

「公式戦のこういった“絶対に勝たなきゃいけない”という緊張感での80分というのは経験してなかったので、練習試合の80分と、公式戦の“勝ちたい”って思いが強い80分では全然違った。自分のギアがもう1個上がったというか、自分がミスをしていたこともありますし、取り返すんだっていう強い思いをプレーに表せた」

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