8月17日、2023SBSカップ国際ユースサッカーが静岡県静岡市で開幕。U―18韓国代表と対戦したU―18日本代表は0-1で黒星スタートとなったが、MF大関友翔が圧巻のプレーを見せて話題になっている。
前半をスコアレスで折り返した両チームだったが、後半5分に韓国が先制。ゴール前での混戦から、最後は韓国代表の10を背負うカン・ミンソンに押し込まれてしまう。
その後、勝利したい日本は得点を狙いに行くが、なかなかゴールネットを割ることができず、試合終盤まで時間が進む。そして後半39分過ぎ、日本の10番を背負う大関友翔が見せた。日本陣内の中盤で大関が、相手陣内に背中を向けた状態でボールを受ける。
その大関には相手選手が1人寄せに来るが、ヒラリと回転してそれをはがすと、さらに、前方にいたもう一人の別の韓国代表選手もはがすという、2枚はがしをしてみせる。
そのままドリブルで前進、相手陣内中盤まで持ち上がると、右方向を縦に走る神田奏真へとスルーパスを繰り出す。タイミングも強さもコースも完璧と言っていいこのパスを、神田は韓国のボックス内で右足シュート。しかしこれはわずかに枠を捉えられず、スコアを動かすことはできなかった。残り時間わずかの時間に見せた、圧巻のプレーだった。