横浜F・マリノスなどでプレーした安永聡太郎氏が8月4日、自身の公式ツイッターを更新。朋友たちとの“若かりし日”の写真が反響を呼んでいる。
安永氏が自身のSNSを更新した理由は、この日が元日本代表の松田直樹さんの命日だったからだ。群馬県出身の松田さんは、前橋育英高校時代から“超高校級DF”として名を馳せ、1995年に入団した横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)で15年間に渡ってプレーし、数々のタイトルをクラブにもたらした。年代別を含めた日本代表でも活躍し、1996年のアトランタ五輪や2000年のシドニー五輪、2002年の日韓W杯なでに出場し、同学年の中田英寿氏とともに日本サッカー界を牽引する存在だった。
だが、松本山雅FC在籍時の2011年8月2日の練習中に倒れ、その2日後、急性心筋梗塞のため34歳の若さで急逝した。以降、彼を慕う選手、クラブ、団体などが、心肺蘇生法やAEDの普及啓発事業などを続けており、13回忌となる今年も多方面から多くの追悼コメントが発信された。
その中で、横浜FM時代に松田さんと“濃い時間”をともにした安永氏は「ありがとうサッカー 出逢えたすべてにありがとう」の言葉とともに、松田さん以外に佐藤由紀彦氏、吉田孝行氏、西澤明訓氏、木島良輔氏、故・奥大介さんの朋友たちと私服姿で肩を並べて映る写真を投稿し、改めて感謝を伝え、故人を偲んでいる。