■「リチャは新たなるベッカムになろうとしている」
小柄だが、CBとして赤い悪魔の最終ラインに君臨するアルゼンチン代表DF。ユニフォームと同じダークグリーンの車に体を預けるファンのアイドルの姿に、批判が穏やかになっていく。
「最初は最悪だと思ったけど、慣れてきた」
「ひどいけど、半袖はそれほど悪くない」
「どうやったら、こんなに見栄えを良くできたのか」
「納得させられたよ…これまでのアウェイユニで一番素敵」
「着こなせるのはマルティネスだけ」
「リチャは新たなるベッカムになろうとしている。中級のユニフォームを上級に見せられるからね」
「リチャは“デイビッド・ベッカムった”な…」
ユニフォームの評価を変える力を持つのは選手だけ。このアウェイ用ユニフォームが歴史に残るデザインになった時、イングランド屈指の名門が完全復活する。