■世界トップレベルとの差

 イングランド代表のMFジャック・グーリッシュ、DFジョン・ストーンズやポルトガル代表のMFベルナルド・シルバ、スペイン代表のMFロドリ、そしてノルウェー代表のFWアーリング・ハーランドなど数え上げればきりがないほどの最強メンバーが顔を並べ、Jリーグでは体験できないプレーの連続やマッチアップに対して永戸は「シンプルにデカくて足が長い、体の分厚さもあってボールを取りにいくのが難しい。中々、経験できなくて新鮮でした」とコメント。

 そして「(マンCは)シーズン最初の試合でコンディションに問題がある中でも、個々の技術や数的優位の作り方は勉強になることが多かった」と続けた。その一方で「前半の最後、後半の最後は、だいぶキツそうにしていたので、彼らも人間だと感じられてよかった(笑)」と話した。

 世界トップレベルとの差を肌で感じることのできた、この試合をいい経験で終わらせたくはない。リーグ中断明けに生かされる90分になったはずだ。

 永戸は次のように言う。
「守備で簡単に剥がされる場面が多く、チームとしても、個人としても、まだまだ成長できると感じました。多くのゴールを取れたことをリーグ戦につなげたい、たくさんゴールを取って試合を優位に進められるような展開に持っていくことでリーグ戦の勝利につなげていきたいと思います」

 トリコロールの戦士たちは、自分たちのアイデンティティでもある“アタッキングフットボール”に磨きをかけリーグ連覇を目指していく。

(取材・文/石田達也)

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