7月16日、J1リーグ第21節セレッソ大阪―浦和レッズが行われた。試合は2-0でホームチームが勝ち点3を得た。この試合で生まれたジョルディ・クルークスのゴールが話題になっている。
前半24分からの場面、セレッソは自陣左サイドからスローインを行う。深めの位置から前にボールを放るが、これを浦和がカット。パスとドリブルで一気に押し込まれる。それでもペナルティエリア手前でボールを収めようとした興梠慎三を3人で囲み、こぼれたボールを鳥海晃司が回収する。
前を向いた鳥海はすぐに右サイドへボールを流す。浦和DFの間を抜けて裏に出たボールを、クルークスが追いかける。センターライン付近でボールに追いついた背番号11はそこから加速して、一気に相手ゴールへ走る。
ペナルティエリア手前でスピードを緩めると左へ切り返し、追走してきた相手DFを剥がした。フリーになってさらに中央に入り角度をつくると、左足を振り抜く。巻かれたボールがゴールの左に突き刺さった。GK西川周作も必死に腕を伸ばしたが、ここはシュートが上回った。