■「もっとチームのために走れた」
山田は12日に行われた天皇杯3回戦の水戸ホーリーホック戦に後半途中から出場。ゴールを決めることはできなかったものの、力強いプレーでマイボールにする回数を増やすなど、両チームの選手に疲労が見られる時間帯で大きな役割を果たした。
「もう1点を取りに行くプレーだったり、時間を使うプレーが求められていたと思う」と振り返ったが、「自分としては満足いく内容ではなかったし、もっとチームのために走れたと思うし、攻撃のところでクオリティを出せればよかった」と悔やんだ。
また、「勝ってる状況だったんで本当は無失点で行けたらと思ったんですけど」と、攻撃だけでなく守備でもチームのために走ることを、「そこは求められているところだと思うので、引き続きやっていきたい」と自らに課している。
横浜FC戦や水戸戦ではセンターFWとして出場したが、「やっぱり真ん中の方がやりやすいし、ゴールに近いところでプレーできるので楽しいです」と笑顔を見せたストライカーが、日産スタジアムのピッチで川崎サポーターに歓喜をもたらす。