「全部動こうとしている」川崎・脇坂泰斗が山田新に愛のあるダメ出し…「多分疲れちゃうと思うんですよ、あれだけずっと動き続けてたら」の画像
川崎フロンターレの脇坂泰斗 撮影:中地拓也

 脇坂泰斗が山田新に愛のあるダメ出しを行った。

 川崎フロンターレは、7月8日に横浜FCと対戦。山田の先制点を皮切りに3得点で勝利した。

 そんな横浜FC戦で山田はセンターフォワードとして出場。脇坂からのパスを引き出すべく動き続けていたが、そうしたCFとしての動きについて脇坂は「質が伴っていない」と辛口だった。

「(山田の動き出しは)いやー、まだまだ、質が伴っていないので。そこは求めたいなと思います」

 その一方で山田が示していた「今日のような迫力は、良さではあるので。それをやりつつ、もっともっとこう、なんだろうな」と口にして「考えて動けば体力を使わないで済むところがあると思うので」と指摘。動きの質を高めることの必要性に言及している。ちなみにそうしたアドバイスは山田にしてきたと脇坂は言う。

「そういったところは彼に言ってはいるんですけど、このまま言い続けて、良さを消さない程度に」と今後を見据えていた。もちろんこれらの苦言は、山田のためを思ってのこと。

「多分疲れちゃうと思うんですよ、あれだけずっと動き続けてたら。だからもう少し止まるとか、タイミングを合わせるとか。そういったところは引き続き要求していければなと思います」

 なお脇坂はそんな山田の動きについて慣れの問題があるとしつつ、全部動こうとしているので、状況を判断して動いてほしいとしていた。

「(山田は)多分まだ、全部全部動こうとしていると思うんですけど、前の状況だったりとか、次に起こりそうな状況っていうのを(見て)、もう少しセーブできると、変わってくると思うので。そこをもっともっと、教えると言ったらあれですけど、合わせていければ、いいかなと思います」

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