J1の川崎フロンターレが、来日するバイエルン・ミュンヘンとの一戦向けのスペシャルユニフォームを発表した。
世界トップクラスのサッカーが、日本にやってくる。今月、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンが来日ツアーを行うのだ。
26日には、やはり世界的強豪であるマンチェスター・シティと対戦。そして29日には、国立競技場で近年のJリーグを代表するチームである川崎と顔を合わせる。
川崎としても力が入る。世界トップクラスを相手に自分たちの力を測る絶好の機会だ。
その一戦に向けて、スペシャルユニフォームが用意される。歴史を感じさせるユニフォームで、ドイツの強豪を迎え撃つ。
川崎がドイツに本社を置くプーマからのサポートを受けて、早くも12年が経過する。今回はドイツの盟主を迎えるにあたり、プーマとの関係がスタートした2011年のユニフォームを粋な形で再現する。
デザインそのものは、今年のユニフォームと変わらない。だが、胸の中央には日本とドイツの国旗が並べられ、試合の日時と会場名が欧文でプリントされている。
それ以上に大きな特徴がある。ただし、前面ではなく背面だ。2011年の書体で選手名と背番号をプリントするという。
さらに、当時から在籍している選手は、2011年のユニフォームと同じ名前の表記になるという。例えば、今季の大島僚太は「RYOTA」とネームが記されているが、今回は2011年の「OSHIMA」という表記になるという。これまでにない、新旧融合のレアなユニフォームとなりそうだ。