J1の浦和レッズは、スペイン3部のFCバルセロナ・アトレティックから安部裕葵が完全移籍で加入すると発表した。早くも本人からのメッセージ動画が公開され、久々に日本で目にする姿に期待と驚きの声が広がっている。
安部は東京都出身だが、広島県の瀬戸内高校へと進学。全国高校選手権には出場できなかったが、インターハイなどでの活躍が認められ、2017年に鹿島アントラーズに入団した。
プロ初年度からリーグ戦13試合に出場し、3年目には背番号10を与えられるなど大きな期待を受けた。その2019年も主力としてプレーしていたが、シーズン半ばの7月にスペインの名門バルセロナのBチーム(アトレティック)へと移籍していた。
バルセロナ・アトレティックでは、負傷もあって思うような活躍はできなかったようだ。スペインの2022-23シーズンを終えると心機一転、Jリーグで再始動することを選択した。
浦和は安部の完全移籍加入のニュースに合わせて、本人からのメッセージ動画も公開している。丁寧なあいさつに続き、「皆さまの期待に応えられるよう、少しでも早くピッチに立てるように精進していくので、応援をよろしくお願いいたします」と話す動画には、公開から4時間ほどで3000を超える「いいね!」が集まっていた。