6月24日、J1リーグ第18節北海道コンサドーレ札幌とセレッソ大阪の試合が行われた。試合は1-4でアウェイのセレッソが勝利を納めた。多くの得点が生まれた試合だが、香川真司が決めたゴールが話題になっている。
そのシーンは1-3でリードして迎えた後半31分。自陣左サイドでカピシャーバがボールを奪うと、ボールは味方に渡る。それを受け取った喜田陽は前方を見て、相手陣地の深いスペースへ長いボールを供給。前線にいたレオ・セアラは右サイドへ流れながら、相手ペナルティエリア横でボールを収めた。すると逆サイドからフリーで香川が走り込んで来た。それに合わせようと背番号9は倒れながら、グラウンダーのクロスを入れる。
ボールは対峙していたDFを避けて中央へ流れる。それに向かう背番号8に対して、相手GKもコースを塞ごうと前に出る。香川の背後からは赤いユニフォームも詰めていた。そんな状況で元日本代表MFはボールをふわりと、ワンタッチで浮かせた。ボールの勢いを生かしてコースを変えたボールはGKの頭上を超えてネットを揺らしたのだ。
これが勝利をさらに引き寄せるチーム4点目のゴールとなった。