J1のサンフレッチェ広島が、新しいグッズを開発した。盲点を突いたナイスアイディアに、賛辞が広がっている。
クラブのグッズは、ファンにとっては大事なものだ。試合だけではなく、常にクラブとつながりを保つことができるからだ。
試合観戦時のマストアイテムであるユニフォームやTシャツ、あるいは帽子など、さまざまなグッズが各クラブから発売されている。だが、広島が今回発表した商品は、他ではお目にかかれない斬新なものだ。
クラブロゴもそうであるように、グッズに記されるチーム名は欧文であることがほとんどだ。広島は今回、その「常識」を打ち破った。
シンプルだが、それだけにインパクトは十分。白や黒、あるいはクラブカラーの紫など単色のTシャツの右胸には、ただ一言が描かれている。「サンフレッチェ」。カタカナで、そう記されているだけなのだ。
文字の大きさ、そして書体も完璧な調和を見せている。このカタカナグッズはTシャツ以外にも、キャップ、キーホルダーでも展開。さらには、色はさまざまな種類はあるものの、とにかくカタカナだけで勝負するステッカーまでが開発されている。