■三笘への注目度は世界レベル
37分、中村航輔のゴールキックから菅原由勢、伊東純也が右のタッチラインを駆けた。中央の鎌田大地から左の三笘薫がドリブルで切れ込んで右足で決めた。三笘自身の背番号に並ぶ代表7点目のゴールだった。
三笘への注目度は世界レベルになっている。
3点目は伊東だった。63分、三笘からの股抜きパスを冷静に仕上げた。これはカタール大会予選のサウジアラビア戦以来、1年4か月ぶりのゴールだった。
75分には前田大然が速さを見せて4点目を奪った。
ペルーはクリストフェル・ゴンザレスが1点を返し、日本は零封勝利こそ逃したが、それまでだった。
次の日本の代表戦は9月、ヴォルフスブルクでドイツと当たる。
ドイツは来年のEURO2024開催国だ。ワールドカップの1-2という苦い結果があるから、本気のフレンドリーが見られる珍しいケースになる。